(上段左から右)
Sum 41 / 13 Voices
5年ぶりの新譜、前作を踏襲するような作風で個人的にはとても気に入った1枚。個人的にいちばん好きなバンドでもあるので、待望してた故もあり今年のベストアルバム。
Set It Off / Upside Down
3rd album。今年はWarped Tourでもメインステージに抜擢され、どんどん人気・知名度を上げてる印象。Hip-HopやR&Bの要素を多く取り入れ、曲によっては80年代のPOPSだったり、色んな要素が入っていて聴いていてとても楽しい1枚
A Scent Like Wolves / Frigid Future
国内のMaxtreme Recordsから日本デビューを飾ったバンドの2枚目のフル作。アルバムタイトル通り、"寒さ"や"冬"を連想させる曲が多いポスト・メタルコア。リリースした年に来日してくれたのも良かった
Crown The Empire / Retrograde
待望の初来日があったが客入りが最悪だったCTE待望の新譜。"脱ポスコア"が伺える1枚で、それによりまた人気上昇に拍車をかける気も。"Kaleidscope"とMV曲の"Zero"は個人的には今作2強
Panic! At The Disco / Death Of A Bachelor
メンバーがBrendon1人になってしまったが、自身初のビルボード1位を獲得した名盤。今年は各音楽賞にも数々のノミネートをされ、サマソニでもミュージカルを見てるようなライブを披露してくれた。飽きの来ないアルバムとしてなら今年No.1
(下段左から右)
Architecs / All Our Gods Have Abandoned Us
"私たちは全ての神に見放された"というタイトルからして不穏なUKメタルコアArchitectsの新譜。それも全ては8月に他界してしまったGt.Tomのことが書かれているよう。Tomの遺作となったアルバム、1人でも多くの人に聴いて欲しい
Useless ID / State Is Burning
イスラエルを代表するメロディックパンクUseless ID。今年はもちろん、頻繁に来日してくれるのはとても有り難い。個人的にはPUNKシーンに救われた1年でもありました。その中でもいちばん聴いたアルバム
宇多田ヒカル / Fantôme
待望の復帰作。"こういうアルバムはもう二度と作れないんじゃないか"と本人が語るほど、内容はとてもパーソナルなものに。母を亡くし、子を授かり、自らが母となった、そんな経験もふんだんに盛り込まれてるんじゃないだろうか
SHADOWS / Progress
昨年FACTが解散し、分かれたメンバーの中でもFACT結成時のメンツで結成されたSHADOWS初のスタジオ音源。目指したものは"90年代メロディックハードコア リバイバル"。その名に違わぬ速曲目白押しながら、FACTにはありそうでなかった曲もあり、今後にも期待
Castaway / This is What You Always Do
今、国内若手POP PUNKシーンの中でいちばん勢いがあるんじゃないかと思われるCastaway初の全国流通盤。疾走しつつもエモーショナルさ溢れる曲はとても良いです。現行シーンからの影響も多分に感じられ、今後の国内POP PUNKシーンを盛り上げてくれるよう期待も込め
- トトさん 2016 BEST -
- FREE SPACE -
昨年に続き、投稿させていただきました。毎度毎度、ランアンランさんや他者さんとは趣向の違う年間ベストを載せてしまい、そろそろ締め出されるのではとビクビクしております←
BEST10に載せたバンドもですが、今年は90~00年代に活躍してたバンドのリリースはホントに多かった。他にはSimple Plan、face to face、Descendents、Good Charlotte、Blink-182、Green Day、Yellowcard、NoFX…etc メタル方面ではMetallicaやA7Xまで。遅咲きなので聴き出したのは後追いですが、やっぱりこの世代の音楽が好きなので、これだけ賑わうと何だか嬉しいですね。とはいえ、海外は若手もどんどん有望株が出てきて、来年以降の動向が楽しみなバンドも数多くいました。個人的にはめちゃくちゃ豊作だったおかげで、財布的にはかなり悲鳴上げてましたが(笑
ただ、ライブ的には良くもあり悪くもあり。CTEの項でも言いましたが、現行シーンではかなり人気のあるバンドが来日しても、客の入りが悪かったり。人気や知名度が上がるにつれ、オーディエンスの質がどんどん悪くなったりと。海外公演の客入りの悪さや、ライブでのオーディエンスの悪化や、音楽リスナーの質の低下、ライブ主催側の不備・杜撰さ等、(特に日本の)音楽シーンが低迷を納得してしまうような出来事も多々あったように思います。ブログにもそんな記事をたくさん書いたのも、そういった背景があったからのような気も… やるせない気持ちに溢れた1年でもありました。
今年はブログの方もアクセス数が伸びましたが、そういった音楽業界、音楽シーンの低迷や悪化の記事を書いて伸びたとなると、何だか複雑な気分です。でも当然のことながら、すごく良いライブもあったし、すごく良いバンドに出会い、すごく良い音源があったことも確かです。そういったものに救われているなぁと感じる1年でもありましたね。新たにテーマを設けて始めた記事も、アクセスが年間上位に組み込んだものもあり、そういうのはブログ書いてる身としては嬉しかったです。
短くまとめるのが苦手なもので、毎度毎度長文でのお目汚し申し訳ないです。失礼しました